波音が聞こえますか?・・・難民問題

空を、いろんな色の鳥たちが、自由に飛びまわっています。
でも・・・、カゴに閉じ込められた鳥もいます。
川や海を、いろんな形の魚たちが、自由に泳いでいます。
でも・・・、水槽に閉じ込められた魚もいます。

世界を、いろんな人たちが、自由に行き来しています。
でも・・・、見えない檻に閉じ込められた人々もいます。
あちこちで、たくさんの人たちが、自由におしゃべりしています。
でも・・・、心の内の真実を話せない人々もいます。

自由と平和は、誰にでも、生まれたときからあるべきもの。
でも、この世界には、自由と平和のない国がたくさんあります。
その国々の問題は、波のように、他の国々にうち寄せ、影響します。
もちろん日本にも寄せてきます。

自由と平和のない国々からの波…難民は、日本にたくさん届いています。

ビルマからの波・・・難民がお話しします。

どうして波が起こったの?
波は次々とやってくるの?
どうしたら海は穏やかになるの?

波は異国へたどりついて、そして、どうなるの?

難民の認定を受けるのは、うれしいことではありません。
本当に望んでいることは、母国の民主化。
自由と平和のある母国に戻りたい。
そのために私ができることは・・・。
なぜ難民になったのか、
自由と平和のない国のこと、
戻りたくても帰れないわけ、
逃げたくても逃げられない人たちのこと・・・。

穏やかな波は、もと来た海へと還っていく・・・。

あなたにできること、
「日本から」だからできること、
一緒に考えてもらえますか?

開講日時:2006年7月16日(日):12:30〜14:10
会場:南山中学・高校(男子部)[特別校舎1階]合同教室


講演者 ココラット プロフィール
1988年からビルマ民主化運動に加わる。元全ビルマ高校学生連盟の書記長。90年の総選挙の日、反政府活動を理由に逮捕された。釈放後も監視下に置かれたため、91年タイ経由で日本へ逃れ、母国の民主化運動を続ける。2001年に政治難民に認定。2002年10月、東京から名古屋へ移った。現在、SCDB(ビルマ民主化支援会)として各地で講演や民主化運動をしている。